いよいよ30km練習。できれば少しでもその先も距離を伸ばしたい。一昨日から筋トレをやめ、気休めかもしれないが炭水化物を多めに摂った。練習のためにエナジージェルも買い込んだ。4時間以上は走ることになるので、エネルギー補給は絶対必要だ。
しかし、天気が良くない。普通に結構雨が降ってるし気温は6度。どうする？厚着してもずぶ濡れになったら寒くて体力削がれる。そう言えば、ワークマンで買ったカッパがあったな。あれ、ジャージみたいな感じで動きやすいしな。よし。これで行こう。明日は何もやってないのにヘルニア疑いの子供を病院に連れて行かないとだし、日曜日は雨予報だし次の日仕事だし。来週もセミナーとかあって忙しいので、どうしても今日走りたかった。防止、手袋、シューズに気休めだろうが防水スプレーをして、カッパ着込んでスタート。
たまたま見つけたランニングフォーム解説の動画をみて、3日前に初めて試したフォームで挑む。序盤、約6:50/kmで進む。速くはないが5時間切りを目指すにはいい感じだ。何より無理せず苦しまずに進んでいく。ニューフォームのおかげだな。
ほぼ同じペースを維持して10klm到達。動物園に到着したが、今日は真面目に走るので、外にあるトイレだけ借りて、水分と栄養補給して走り出す。
雨に濡れる梅の花もいとおかし。
ワークマンカッパは問題ないのだが、上着のフードを被ると顔の前にまでジッパーが上がって、防風防寒にはいいのだが顔に当たってうざい。しかしジッパーを下げるとフードが風で脱げる。そのため、体が温まったあとはほどんど外していた。
雨の中、時折強い風にもまれながら、白い息を吐きつつ進んでいく。
10kmまでは上り坂が多かったが、そこから折り返して今度は下りになって6:50/kmくらいのペースを維持。平地に入ると7分/km位に落ちるものの、それを維持して進んでいく。
足に疲労を感じつつも余裕はある。地面を蹴るのではなく、前に振る足の勢いで体を前に持って行く。丹田当たりを体の一番前に持って行く。着地は足の裏で受け止めるが、腰高で沈み込まず。足の曲げ伸ばしは最小限に体重を支えるだけ。
20km過ぎてさすがにペースが7分/kmを超えるようになってきた。
ハーフマラソンの21km時点で2時間28分。5年前の2時間17分の記録を破れず。んー、ニューフォームで軽く更新できると思ったのだが、まだ先が長いので無理できなかった。ペースを上げるのは25kmくらいと決めてたし。
ということでペースアップ。
24km 6:48、25km 6:55。
おいおい、まいったな・・・。軽く上がってしまうよ。
と思ったが、ここから急落。シューズに石が入ったので履き直したり栄養補給をして再開するも、7:30/kmのペースから脱することができない。
今までのフォームは太股が死んだのだが、今日は大丈夫。しかし、足首周りがきつい。着地が踵から足裏全体になり、体重を受け止める位置が変わったため、負荷が分散されたのだろうが、足首が一番きつい。
30km到達。が足は既に死んでいる。しかし、足の筋力に頼ったフォームではないので足は動かせる。頑張って足を前振って体を進めていく。ただ、やっぱり着地時の足首がきつい。足の筋肉がもう死んでるので、関節に響いてくる。
栄養補給と共に水分補給。少しでも元気になりたくてリアルゴールドを購入。しかし、炭酸がきつくてゲフゲフ言いながら走る羽目に。
33kmで終了。理想は35kmだが、さすがに足首故障しそうで諦めた。
約4時間10分。雨の中カッパ着て、前回長距離の26kmでほぼ同じ時間を費やしているのを考えると大きな進歩だ。このペースなら途中の関門も楽に超えていけるだろう。5年前は30kmあたりの関門を超えるのが本当にきつかった。
しかし、目標としている5時間切りは厳しい。残り9kmを7分/kmでも切れない。30kmの壁と言うが、正直25km位で死んでいた。30km程度で足が死ぬことを考えると、30kmまでは7分/km、もしくはハーフを6:40/kmで来なければ無理だろう。
残り1ヶ月。土壇場でニューフォーム手に入れ光が見えた。やっぱり、いろいろやってもだめなフォームはだめだな。テニスも同じだな。何でも入ればいいと思ったけど、やっぱりだめなフォームは入らない。
しかし、長距離はもう控えていく流れ。この足のダメージがどれくらい残っているかわからないけど、回復してもあまり追い込んでいく練習はもう嫌。今までより楽に進む感じなので、20kmくらいならできるかもしれないけど。それより新しいフォームをもっとつきつめて、自然に流れるように体が動くように自分のものにしていかないと。
シューズがなあ。今日もクリフトン7でしのいだが、ちょっときつかったかなー。5時間程度の脚力ではクッション最優先だなー。残り9kmをこの足で乗り切るには、やっぱり手持ちのシューズではきついかなー。
