何が悪いかはわかった、けど直せない

  昨日のテニスの試合、奥さんが動画をいっぱい撮ってくれたので、家に帰ってから何度も見てた。

 

  練習で打てても、なんで試合でだめなのか、なんでおかしくなるのかわかった。だめなときは、やはりだめな打ち方になってた。直ったつもりだったのに、試合になると戻ってた。直ってると思ってて正しいフォームで打ってるのに、ミス連発するため余計パニックになってどうにもならない感じ。

 

  一番わかりやすいのがこのフォーム。

  テイクバックの時点ではまあ普通。

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  ところが、ほとんどヘッドダウンしないで、構えた高さのままフォワードスイングに入る。

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  手首が完全に甲側に折れ曲がった状態。ここから手首が戻りながらインパクトすればいいが・・・。

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  折れ曲がったままインパクト。体も開ききらないとボールが押せない。

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  ラケット面がボールの上側に被ってる。フェデラーもそんな感じの写真多いけど、俺のはその意味が全く違う。体が開ききり、腕もこれ以上前に伸ばせないので、ボールを押すためにはラケットのヘッドを前に持って行くしかなく、その結果面がかぶってる。

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  その結果、ネットの上でラケット1本分くらいのつもりで打ってるのが、白帯の下ボール1個分。がっかり。

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  自信を持って打ってるのにこの有様でもうわけわからんて状態だった。

 

  ちなみにバックも似たような感じ。全然違和感無く打ってたのにミス。打点がこんなに体に近いのに。やはり手首は折れ曲がり、腕とラケットが90度の状態。前に飛ばすにはラケットを下から上に持ち上げるしかなく、なるべく体の近くで打たないと力が入らない。

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  カッコ悪すぎる。そんでミスもしまくるで、もう自分に腹が立ってしょうがない。一体何のためにいろいろ考えて練習してるのか。全く何も変わってない。軟式やってるときも同じようなフォームだったはず。それでもだいたい自分の思い通り普通に打てたのはなんでだろ?

 

  いずれにせよ、こんな打ち方してるつもりはなく、何か変えないといけないのだけど、どうしたらいいのかわからない。直したつもりでも、球威のある相手になるとラケットに当てて返そうとするあまり、どんどん体の近くで後ろから前に押そうとする打ち方になってしまう。

 

  やっぱりこういう感じで打ちたいよね。打ってるつもりがあんなへぼいことになってるなんて恥ずかしくてしょうがない。

  https://www.youtube.com/watch?v=5Ur1OjsVXqk

 

  特にフォアでクロスに引っ張るのが難しい。そりゃ、手首があんなに曲がってたら打てないよな。イメージとしてはこちらの動画を見ると打てる感じがしてくる。

https://www.youtube.com/watch?v=likSHVakIRg

 

  でも、やはりグリップが厚い分、かなりボールに近づいた上に体も回さないと打てない気がする。

 

 

  自分の打ち方がだめなのはわかったけど、どうやったら直せるのかわからない。何度も直ったと思って同じことを繰り返している以上、自分のフォームの本質は結局こんなものだろうと思う。フォアもバックも、軟式上がりのためグリップがウエスタンのままで手のひらで打ってる感覚だし、やっぱり一番力が入るのが手首を90度折り曲げて後ろから前に押す形になってる。軟式のときに逆クロスでレシーブするだけであとはネットにつくことがほとんどだったから、あまり気にならなかったのだろう。

 

  何度も試して失敗して結局戻したけど、やっぱりグリップを変えるしかないだろうか。それも少しだけセミエスタンという微妙なのではなく、思いっきり帰る。今のグリップだとスイングを変えようとしてもやっぱり元に戻ってしまう。少なくともイースタンで、横からひっぱたく感じで。

 

  あとはラケットを上からじゃなく、もういっそのこと下から引くか。。かっこよくループ気味のテイクバックをしてるつもりが、あのへんてこな格好になってる。ラケットのヘッドが落ちきらないうちに打にいってるので、ボールが上に上がらないことが多い。どうしても直らないなら、もう軟式みたいに下から引くしかない。

 

  でも、グリップ変えちゃうとボールがどこに飛んでいくのかわからないんだよなー。