アーム投げ

もう、草野球チームが解散して随分立つが、たまに野球の動画を見る時がある。

最近、ふと見た動画が非常に気になった。

https://youtu.be/mdjNH6fYDO0

 

まさかのインディゴソックスにも指導するトレーナーさん。

https://indigo-sports.com/baseballform.html

 

アーム投げを直す内容なのだが、今までに聞いたことがない話だった。

そもそもアーム投げとは、肘を伸ばし気味で後ろに大きく振りかぶって投げるもんだと思っていた。

肩や肘の負担が大きく怪我をしやすいと言われる投げ方。

 

ところが、この動画のトレーナーの説明では、相談に来た投稿主の人も、僕もアーム投げになる。

肘を上げて、肘の角度は90度に保って上腕を上げて、前に体を回して投げる。

これが肘と肩に負担がかからず、素直で力の出せる投げ方と思ってた。

テニスのサーブも同じ使い方をすると昔読んだテニス雑誌に書いてた。

しかし、トレーナーさんいわく、すごい負担がかかるアーム投げとのこと。

上腕が背中側に倒れることになるが、その動きが負担になるらしい。

 

確かに、そう言われてみるとそう思うこともあった。

力は入るんだけど、投げるとき、またはサーブ打つとき、上腕がだいぶ後ろに引っ張られてきつい感じ。

でも、強い力を込めるのは、そういうもんだと思ってた。

ただ、ボールを投げるときは「肘は両肩の延長線上、肘の角度は90度」から、まず肘を前に持ってきて、顔の前でリリースしてた。そうしないと手が遅れすぎて、抑えが効かず上ずってしまうから。

サーブのときはそれだと打点が前になりすぎるので、トレーナーさんの言うアーム投げのままで打ってた。

 

で、正しい投げ方というのは、肘上げて、ボール持った上腕を自分の顔側で円を描くように回して上げるとのこと。上げながら体を前に向けて投げる。

最初、なんのことか理解できなかったが、何回か動画を見直して真似してみてわかってきた。

確かに腕振るのが楽。肩とか肘の突っ張り感が無い。腕が今までより強く振れそう感触。

 

これ、サーブにも使えるんじゃないかな?

もしかして、サーブの調子良いときって自然とこういう使い方できてたんじゃないのかな?

それなのに「肘は両肩の延長線上、肘の角度は90度でスイングを始める」という鉄則を思い出して実践して、調子がぶれてたんのではないのか?

 

トレーナーさんの「引っ掻いて、丸描いて、ポンでスローイング」の動作は肩や肘の角度は微妙に変化して、はっきり90度みたいな言い方はできないけど、体が自然と無理のない動作をしてくれる気がする。

次の試合でやってみよ。